2021年4月4日日曜日

双璧のマスター道 ポケカ考察&デッキ紹介

みなさんこんちわ~!めがねさんです┏◎-◎┓ 元気にポケモンカードしてますか? 




最近はマスタード いちげきのかたマスタード れんげきのかたをうまく使いこなせないかと、日夜悩んでおります。
そもそも手札を能動的にトラッシュする手段がソード・シールドシリーズ以降のカードでは少ないため、なかなか手札をマスタードだけにするのが難しいんですよね(;'∀')
しかし、いざ手札を1枚にして使うときの爽快感・達成感は他に代えがたいものがあります。
今回は、めがねさん的なマスタード活用法について、まとめてみたいと思います。

まず、それぞれのマスタード共通の問題点として、「いかに手札をマスタード1枚だけにするか」という問題があります。
クイックボールや他のすぐに消費できるグッズを使ったり、ベンチにたねポケモンを出したり、エネルギーをつけたりして、うまく1枚残せると良いのですが、なかなかそううまくはいきません。
特に、すぐに使えず手札に残りがちなカードとしては、自分の番に1枚しか消費できないエネルギーとサポート、場に進化元のポケモンがいない状況での進化ポケモンがあります。
つまり、これらをできるだけ少な目にしてデッキを構築することが基本となります。

エネルギーに関しては、だいたい全部で10枚くらいでデッキを組むことが多いです。
初めの番に手札から付けられないリスクもありますが、マスタードが使えないと本末転倒なので、この枚数で気合で頑張ります。
基本エネルギーを採用するデッキで、どうしても初めの番にエネルギーを付けないと困るデッキであれば、エネルギー転送を採用するのが有効です。
エネルギー転送なら使ってもエネルギーを手札に加えないこともできるので、単純に手札を減らすことができ、邪魔になりません。

サポートについては、少なすぎるとデッキが回らなくなるので、とても難しい問題ですが、10枚以上採用してしまうと、マスタードを使いたいタイミングで手札にだぶつきやすくなってしまう印象です。
なので、めがねさんはマスタード含めて合計9~10枚くらいにしていることが多いです。
代わりにポケギア3.0を4枚採用することで、疑似的にサポートの枚数を補っています。
ポケギア3.0は早くマスタードを手札に引き込むことができ、さらにサポートを持ってこずに消費することもできるので、必須カードとなります。
また、ボスの指令はだいたい使いたいタイミングがマスタードとかぶりがちなのと、手札で消費できずにだぶつくことが多いため、代わりにポケモンキャッチャーを採用しています。
オモテを出せば実質ボス、いいね?(・ω・)

進化ポケモンについては、マスタードで出すことのできる「いちげき・れんげき」ポケモン以外はできるだけ採用しないほうが良いです。
ただし、いちげきデッキについてはエネ加速手段として重要なヘルガー(S5I)、れんげきデッキについては場の展開と任意のタイミングでマスタードを持ってくる役割のあるオクタン(S5R)については、進化元とともに基本的に採用すべきと思います。

他にもいくつか注意点があります。
タイミングをみて使う必要のあるポケモンいれかえあなぬけのヒモよりも、必要のないタイミングでもとりあえず場につけておけるふうせんが優先されます。
スタジアムは同じ種類を3枚以上入れると、2枚目以降が場に出せずに手札にだぶつくことがあるので、2枚くらいの採用が良さそうです。
特に「れんげき」デッキの場合は、マスタードで出したい進化ポケモンは多く採用せず、代わりにしんかのおこうを多めに採用することで、手札調整がしやすくなります。

さて、ここまでデッキバランスを調整しても、それでも手札をマスタード1枚にするのは容易ではありません。
そこで、ポケモンの特性を利用して手札枚数を調整することになります。
手札枚数を調整できるポケモンとして代表的なものは、特性「しんかのおたけび」をもつガラルニャース(SP1)と、特性「さいこうちく」をもつガラルフリーザーV(S5a)がいます。
それぞれメリット・デメリットを挙げてみます。

ガラルニャース(SP1)
<メリット>
・単純に手札を2枚トラッシュできる。
・レベルボールで持ってこれる。
・特性「はがねのせいしん」をもつガラルニャイキング(S1W)を採用すれば、アタッカーが鋼ポケモン(現状当てはまるのはクチート(S5I))の場合にワザのダメージを上げられる。
<デメリット>
・HPが「60」しかなく、倒されやすい。
・手札を減らせるだけの特性であり、まず手札にマスタードを持ってくる手段が別途必要。
・「しんかのおたけび」は使った後に必ず山札を切るので、ヤレユータン(S1H)の特性「さるぢえ」で山札の一番上を固定できない。

ガラルフリーザーV(S5a)
<メリット>
・手札をトラッシュしてから山札を1枚引くので、「さるぢえ」やスマホロトムで山札の一番上をマスタードにして、そのまま使用できる。
・マスタードを使わない場合でも、山札を追加で1枚引ける。
・HPが「210」あるため、倒されにくい。
<デメリット>
・基本的にヤレユータン(S1H)とセットになるため、ベンチのスペースを2体分使う。
スマホロトムを採用すると、その分デッキ構築の枠を食ってしまう。
・山札の一番上を固定できなかった場合に、引いた1枚が消費できずマスタードが使えない場合がある。
・ポケモンVなので、倒されるとサイドを2枚取られる。

めがねさんもそれぞれの構築を何度も試してみましたが、引いた1枚が邪魔になってマスタードを使えないことが意外と多いこと、ベンチスペースがかなりきつくなってしまうことから、ガラルフリーザーV(S5a)ヤレユータン(S1H)の型はかなり厳しいと感じました。
なので、現状はガラルニャース(SP1)の型が一番使いやすいと感じています。

ちなみに、れんげきウーラオスVMAX(S5R)マスタード れんげきのかたで出してワザ「しっぷうづき」をガンガン使っていくデッキについては、ベンチのスペースがそれほど必要ないため、ガラルフリーザーV(S5a)ヤレユータン(S1H)の型のほうが安定すると思います。
今後も、単体性能の高いVMAXや2進化ポケモンが登場すれば、こちらの型が主流になるかもしれません。

さて、上記の考察をもとに最近作ったデッキを二つ紹介したいと思います。
すでにtwitterでも紹介したデッキです。

デッキコード「XyyS3p-It2GCn-MMXMp2」

まずはマスタード いちげきのかたを使ったハブネーク(S5a)デッキです。
メインアタッカーのハブネーク(S5a)は、「いちげき」のサポートを使った番であれば「180」ダメージを出せるという、ルールを持たないたねポケモンとしては破格の攻撃力を誇ります。
いちげきエネルギーが2枚ついていれば「220」ダメージとなり、たねポケモンVなら一撃での「きぜつ」も狙えます。
エネ加速手段としては、「いちげき」ではお馴染みのヘルガー(S5I)を採用しています。
特性「いちげきのほうこう」により、いちげきエネルギーを山札から直接つけることができます。
ヘルガー(S5I)のうち1体はデルビル(S5I)からの進化で、残りはマスタード いちげきのかたで出すことを想定しているので、デルビル(S5I)は2枚のみの採用です。
サポートは9枚と少な目ですが、「いちげき」にはおむかえちょうちんがあるので、トラッシュの「いちげき」サポートを再利用できます。
カリンの信念は基本的に終盤におむかえちょうちんで回収して使用することになると思います。
コロトックV(S5R)はできれば場に出さずに対戦を進めたいですが、どうしても山札を引きたいときに出します。
特性「エキサイトステージ」は「しんかのおたけび」と組み合わせると、けっこう山札を引くことができます。
もちろん、ふうせんコロトックV(S5R)に優先的につけましょう。

デッキコード「nPgHnL-NFz8qS-6QngnL」

続いて、マスタード れんげきのかたを使ったザングース(S5a)デッキです。
ザングース(S5a)のワザ「しっぷうクロー」は自分が「れんげき」サポートを使った番であれば、相手のバトルポケモンとベンチポケモン2体に「50」ダメージを与えることができます。
望遠スコープナゲツケサル(S5a)の特性「スローイングコーチ」が合わされば、ベンチのポケモンV2体に「110」ものダメージを与えられます。
「しっぷうクロー」はどうしてもエネルギーを最低2枚はつけないと使えないので、次々にザングース(S5a)がやられるとエネルギーが間に合わなくなります。
そこで活躍するのがバシャーモVMAX(S5a)です。
ワザ「ダイブレイズ」で「130」ダメージを与えつつ、ザングース(S5a)にエネ加速することで、すぐに次の「しっぷうクロー」の準備を整えることができます。
バシャーモVMAX(S5a)マスタード れんげきのかたで出す必要があるので、早めの段階でしんかのおこうオクタン(S5R)の特性「れんげきサーチ」で持ってきて、クイックボールや「しんかのおたけび」でトラッシュしておきましょう。


以上、いかがでしたか?
皆さんにもマスタードを使っていただき、決まった時の爽快感・達成感が共有できれば幸いです。
今後もまだまだたくさんの「いちげき・れんげき」カードが登場すると思うので、これからもマスター道の探求を続けていこうと思います。
でわでわ、またひがっちで会いましょ~ノシ

画像転載元:ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトhttps://www.pokemon-card.com/

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